Expo XDEでAndroidアプリをビルドしてAPKファイルを作成する

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はじめに

前回Expo XDEを使ってReact Nativeのサンプルアプリを作成しました。
今回は実際にスタンドアロンのAndroidアプリとしてGooglePlayストアにリリースするためにAPKファイルを作成する手順について説明します。

基本的には公式ドキュメントの手順に沿っています。

動作環境

  • mac Sierra Version 10.12.5
  • Expo XDE Version 2.19.3
  • Expo v19.0.0
  • exp 43.0.0

expコマンドラインツールをインストール

Expo.ioではexpというツールが提供されていて、コマンドラインからビルド実行が出来ます。
ローカル環境にexpコマンドラインツールがインストールされていなければ、npm install -g expでインストールしてください。
初めて実行する場合は、exp loginでコマンドラインからexpにログインしてください。

app.jsonを設定

expでのビルド実行にはapp.jsonファイルが必要です。app.jsonファイルはアプリの構成情報を管理します。
アプリ名、バージョン、アイコンパスなどを設定します。

android.packageにはGoogle Playストア用の一意になるドメインを逆にして設定します。
必ず独自の名前を設定するように注意してください。

その他の詳細設定は公式ドキュメントを参照してください。
Configuration with app.json

ビルド実行

expコマンドラインツールからプロジェクトのビルドを実行します。
以下のコマンドでapkファイルが作成されます。

キーストアをExpoで生成するか自前のを使うか聞かれますが、初回ビルドならExpoで生成したもので大丈夫です。

ビルドが開始されるので、完了するまで待ちます。
結構時間がかかります。

Expoサーバ上でビルドが実行されるので、ビルドが完了したかどうかは以下のコマンドで確認することが出来ます。

ビルドが完了すると、APKファイルのダウンロードURLが発行されるので、リンク先からダウンロードします。(任意のブラウザからURLを入れるとダウンロード出来ます)

APKファイルの作成まで完了しました。

実際にGoogle Play Storeへリリースする場合は、Google Developer Accountを作成して、アプリの申請を行ってください。
Google Developer Accountの作成はGoogle Play Consoleから、アプリの申請はGoogle Play Developer Consoleから出来ます。

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