TensorFlow + Keras入門 ~環境構築からサンプルコード実行まで~

はじめに

機械学習を手軽に試せるライブラリであるTensorFlowと、そのラッパーライブラリであるKerasを使ってみたいと思います。

TensorFlowはGoogleが公開しているライブラリであり、機械学習やディープラーニングを始めとする様々な演算に使用することが出来ます。

TensorFlowだけでも機械学習は実装できますが、Kerasを使うことでより短く簡単にプログラムを実装できるので、さくっとプロトタイピングしたい時におすすめです。

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スマートコントラクト入門(2) ~Etherを送金する~

はじめに

前回Ethereum用のクライアントであるGethをインストールし、テストネットワークで起動まで行いました。

スマートコントラクト入門(1) ~ローカルにEthereum実行環境を整える~

Ethereum上での取引に使用される暗号通貨をEtherと呼びます。

今回はテストネットワーク上で実際にEtherをマイニングし、アカウント間で送金させてみます。

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スマートコントラクト入門(1) ~ローカルにEthereum実行環境を整える~

はじめに

今回はスマートコントラクト入門ということで、分散型プラットフォームであるEthereumをローカル環境で構築します。

実はEthereumとはスマートコントラクトを実行する基盤であり、特定の実装ではありません。

Ethereumを構成する分散ネットワークは、それぞれEthereum用のクライントがインストールされたノード(サーバ)で構成されています。

Ethereumクライントはいくつかのプログラミング言語で実装されていますが、ここではGoで実装されているGethというクライアントをインストールします。

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ビットコインの通貨的価値について考えてみる

はじめに

最近ビットコインなどの仮想通貨や基盤技術であるブロックチェーンが話題に上がっていますね。

仮想通貨の価値が何十倍も上がったとか、ビッグカメラで支払い開始したとかで世の中的にも認知度が上がってきていると感じています。

ただ実生活での利用はまだまだ途上で、今は投機的な盛り上がりがメインな気がします。
投機対象として注目を浴びるのは仮想通貨の発展にも繋がるので喜ばしいことですが、仮想通貨そのものの本質的な価値についてはあまり理解されていないまま投機商品として扱われているような気がします。

エンジニアとしては、何か仮想通貨関連のサービス出せないかなーと思いつつ、今一度仮想通貨の通貨的な価値を考え直してみたいと思います。

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React Native用のWeb PlaygroundサービスExpo Snackを試してみる

はじめに

Webエンジニアやデザイナーであれば、CodepenJSFiddleといったサービスには大分お世話になっているのではないでしょうか。僕も大好きなサービスです。

さくっとデザインやコードを試したい時に、一々プロジェクトを作成して云々というのは面倒なので、オンラインのブラウザ上で開発が出来るWeb Playground系のサービスはとても便利です。

今回はReact Native用のPlaygroundサービスであるExpo Snackを使ってWebブラウザ上でReact Nativeアプリの開発をしてみます。

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AWS Lambda + Node.jsでTwitter Botを開発する

はじめに

皆さんはBotシステムを作るときどのような構成にしていますか?

自前でサーバ起ち上げてcron動かして運用するのがオーソドックスだと思いますが、Botの性質上サーバを起動しっぱなしににする必要があるので少々面倒です。(電気代もかかります)
また、クラウドサービスを利用するという手もありますが、EC2などを使ったとしても一日中起動しなければならないのでやはりコストがかかります。

そこでおすすめなのがAWS Lambdaを使ったBotシステムです!
Lambdaは分かりやすくいうと関数ベースのスクリプトを登録して、処理実行毎に課金されるクラウドサービスです。

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AIがブランドロゴを作成してくれるサービスBrandmarkを使ってみた

はじめに

アプリやWebサービス、さらにはスタートアップのブランディングまで、ものづくりをする人ならロゴを作成する機会は結構あるのではないでしょうか。

インハウスのデザイナーがいれば良いですが、エンジニアのみで構成されているチームや個人でやってるサービスだと、中々頭を悩ませる問題だと思います。

クラウドソーシングを使うという手もありますが、コンペやコミュニケーションなど、要件を伝えるコストも馬鹿になりませんし、そもそも本当に欲しいものが出来るとも限りません。  

そういった課題に対して、AIを使って自動的にロゴを生成してくれるサービスがBrandmarkです。

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Genymotionを使ってMac環境でAndroidアプリ実行環境を整える

はじめに

Genymotionとは、PC上でAndroid OSを動かすことができるのエミュレーターです。
Mac環境でAndroidアプリのエミュレーターは今までAndroid Studioを使っていたんですが、Genymotionが良さそうだったので試してみました。

今回はMac環境でGenymotionをインストールしましたが、Windows、Linux環境向けにも提供されています。

法人利用だと有料ですが、個人利用であれば無料で使用することが出来ます。(2017年8月時点)

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