目次
はじめに
大昔にJavaでAndroidアプリ作ってたころから時間が止まっていたので、最近評判の良いKotlinに入門してみました。
まずは雰囲気を掴むため、プロジェクトの作成からボタンをクリックしたらメッセージを表示させる簡単なアプリを作ってみます。
開発環境
- macOS Mojave 10.14.5
- Android Studio 3.4.1
- Kotlin 1.3.31-release-Studio3.4-1
Androidプロジェクト作成
Android Studio projectを作成。
空のアクティビティを選択します。
アプリ名や保存場所等を設定します。言語はもちろんKotlinにしてください。
最小APIレベルは今回は28にしています。
Androidプロジェクトが作成されました。
画面レイアウトを修正
ここからアプリの実装に入ります。
まずは画面レイアウトから実装するので、activity_main.xmlファイルを修正します。
画面の編集は2通りの方法があって、GUIで配置や編集する場合はDesignモード、xmlで直接記述する場合はTextモードを選択します。それぞれ左下のタブで切り替えることが出来ます。
デフォルトのTextViewを削除し、Button部品をドラッグ&ドロップで配置します。
この時にlayout_marginStartとlayout_marginTopが未設定だとビルドエラーとなるため、適切な値をセットしてください。
Xmlではこのような記述となります。
@+idで定義されている値によってコンポーネントを識別することが出来るので、必要に応じて適切な値をセットしてください。
1 2 |
android:id="@+id/button" |
ボタンクリック時の処理を追加
Kotlinではボタンコンポーネントのidで設定した値をそのままオブジェクトとして扱うことが出来ます。
setOnClickListenerでクリックされた時の処理を定義します。
ここではAndroidのウィジェットであるToastを使ってメッセージを表示させます。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 |
package com.example.kotlintoast import android.support.v7.app.AppCompatActivity import android.os.Bundle import android.widget.Toast import kotlinx.android.synthetic.main.activity_main.* class MainActivity : AppCompatActivity() { override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) { super.onCreate(savedInstanceState) setContentView(R.layout.activity_main) toastbutton.setOnClickListener{ Toast.makeText(this, "This is a test!!", Toast.LENGTH_SHORT).show() } } } |
コンポーネントidの定義部分がエラーになる場合は、activity_main.xmlをインポートします。
Emulatorでアプリを実行
Emulatorで実行デバイスを選択し、アプリを起動します。
ボタンクリックでメッセージが表示されるアプリが出来ました。
さいごに
Kotlinめちゃくちゃ良い!
Javaの冗長な部分を取り除いてシンプルにした感じ。触りだけでもかなり好印象でした。
すでに主要なアプリはKotlinへの移行が進んでいる印象なので、これからAndroidアプリ作るならやらない理由はないですね。
それでは。