学芸員をサポートするリソース:専門団体、トレーニングプログラム、オンラインコミュニティ

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学芸員として、常に学び、成長し続けることは不可欠です。しかし、膨大な情報と多様な機会の中で、自分に最適なリソースを見つけるのは難しい場合があります。そこで本記事では、学芸員をサポートする、専門団体、トレーニングプログラム、オンラインコミュニティなど、役立つリソースを紹介します。これらのリソースを活用することで、専門性を深め、キャリアを充実させ、最新の動向や情報を把握することができます。

専門団体

専門団体は、学芸員にとって貴重な情報源であり、ネットワーク構築の場となります。分野の専門家とつながり、最新のトレンドや研究について学び、キャリア開発の機会を得ることができます。

日本学芸員協会

日本学芸員協会は、学芸員の専門職団体として、学芸員資格の認定、研修の開催、情報提供などを行っています。会員向けのセミナーやシンポジウム、研究発表会などが開催され、学芸員としてのスキルアップを支援しています。

美術団体連合会

美術団体連合会は、日本美術協会、日本工芸会、日本写真協会など、美術関連の団体が加盟する団体です。会員向けの展示会やイベント、情報誌の発行などを通して、美術に関する情報提供や活動支援を行っています。学芸員は、これらの団体の活動を通して、幅広い分野の美術に触れることができます。

その他の専門団体

学芸員の専門分野や地域によって、様々な専門団体があります。例えば、歴史博物館の学芸員であれば、日本歴史学会、科学博物館の学芸員であれば、日本科学技術振興財団などが挙げられます。

トレーニングプログラム

学芸員の専門知識やスキルを深めるために、様々なトレーニングプログラムが提供されています。

国立アートリサーチセンター

国立アートリサーチセンターでは、美術館の専門家や関心層に向けて、国内外の先進事例を共有するためのレクチャーやシンポジウムを開催しています。また、鑑賞教育の指導者研修では、国立美術館の展示室を活用しながら、教員と学芸員が学び合う実践的な研修を提供しています。

大学・大学院

大学や大学院では、学芸員養成課程や博物館学研究科などが設置されており、学芸員に必要な知識やスキルを学ぶことができます。大学院では、専門分野を深め、研究活動を行うことも可能です。

その他のトレーニングプログラム

民間企業や団体が主催する、学芸員向けのトレーニングプログラムも数多く存在します。例えば、博物館展示の企画・デザイン、デジタルコンテンツ制作、広報活動など、実務に役立つスキルを学ぶことができます。

オンラインコミュニティ

オンラインコミュニティは、学芸員同士の情報交換や交流の場として、非常に有効です。

Facebookグループ

Facebookには、学芸員向けのグループが多数存在します。これらのグループでは、最新の展示情報やイベント情報、仕事探しに関する情報などを共有することができます。

Twitter

Twitterでは、#学芸員、#博物館、#美術館などのハッシュタグを使って、学芸員に関する情報を検索することができます。また、学芸員同士がフォローし合い、情報交換や意見交換を行うことも可能です。

オンラインフォーラム

学芸員専用のオンラインフォーラムでは、専門的な質問や議論を行うことができます。他の学芸員からのアドバイスや情報を得ることで、課題解決やスキルアップに役立ちます。

まとめ

学芸員は、常に学び続けることが求められる職業です。専門団体、トレーニングプログラム、オンラインコミュニティなどのリソースを活用することで、専門知識を深め、スキルアップし、キャリアを充実させることができます。

本記事で紹介したリソースはほんの一例です。自分に最適なリソースを見つけるために、積極的に情報を収集し、様々な機会に挑戦してみましょう。

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