教師の給与事情:待遇、ボーナス、退職金、教員採用試験について解説

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教師の仕事は、やりがいのある仕事として人気ですが、気になるのは給与面ではないでしょうか?

この記事では、教師の給与、待遇、ボーナス、退職金、教員採用試験について、詳しく解説していきます。

教師の給与はどれくらい?平均年収と手当について

教師の給与は、勤務地、経験年数、職種によって異なりますが、平均年収は約637万円です。
小学校教員の年収は?職名・経験年数・都道府県別に徹底解説!

1. 平均年収

小学校教員の平均年収は約637万円です。

2021年4月1日の地方公務員給与実態調査によると、小・中学校(幼稚園)教育職の平均基本給与額は38万1,519円となっており、これに約174万円の期末手当、勤勉手当を加算して算出しています。実際には、地域手当や扶養手当、通勤手当などが加算されるので、約637万円になると考えられます。

参考

2. 職種別の平均月収

教員個人調査によると、小学校の職名別の平均給与額は下記の通りです。

職名 平均給与月額(千円)
校長 447.1
教頭 426.8
教諭 312.8
養護教諭 319.1
栄養教諭 314.0
助教諭 275.3
講師 250.3
養護助教諭 237.1

(学校教員統計調査 令和元年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校、各種学校の部 教員個人調査 小学校 給料月額別 職名別 教員構成|政府統計の総合窓口より筆者作成)

3. 経験年数別の平均月収

教員個人調査によると、小・中学校(幼稚園)教育職の経験年数別の給与は、初任給で約21万円、10年務めると約33万円、20年以上務めると40万円を超えることがわかります。

年齢区分 平均給与月額(千円)
初任給 219.3
1年以上2年未満 225.8
2年以上3年未満 233.9
3年以上5年未満 248.1
5年以上7年未満 270.3
7年以上10年未満 294.8
10年以上15年未満 333.0
15年以上20年未満 375.0
20年以上25年未満 402.1
25年以上30年未満 419.1
30年以上35年未満 428.4
35年以上 387.4

(令和3年4月1日地方公務員給与実態調査 第5表 職種別職員の平均給与額|総務省より筆者作成)

▼小中学校教員の初任給については、こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご参照ください▼

参考

4. 都道府県別の平均月収

2016年度の都道府県別の平均月収は、勤続年数が長くなるにつれて高くなっている傾向にあります。

都道府県 平均勤務年数(年) 平均給与月額(千円)
北海道 19.2 347.4
青森 22.3 369.6
岩手 22.0 367.3
宮城 18.4 339.0
秋田 23.5 379.2
山形 21.0 356.1
福島 21.7 365.5
茨城 20.4 345.1
栃木 19.4 336.1
群馬 19.6 337.3
埼玉 13.8 307.7
千葉 14.7 310.5
東京 13.7 313.8
神奈川 13.7 305.4
新潟 19.2 346.4
富山 18.0 329.1
石川 17.7 330.4
福井 19.6 339.6
山梨 20.1 332.8
長野 21.2 346.6
岐阜 18.4 343.1
静岡 18.6 313.0
愛知 17.2 329.5
三重 17.2 329.5
滋賀 16.1 311.2
京都 14.0 311.1
大阪 12.6 300.8
兵庫 15.7 323.7
奈良 14.8 312.1
和歌山 15.5 314.1
鳥取 18.0 337.8
島根 21.0 345.1
岡山 16.9 322.7
広島 16.3 324.0
山口 18.7 344.0
徳島 17.5 328.4
香川 17.3 319.3
愛媛 21.5 349.0
高知 19.7 345.4
福岡 16.1 314.1
佐賀 18.8 340.8
長崎 21.9 354.2
熊本 20.7 348.0
大分 20.4 346.2
宮崎 20.8 340.3
鹿児島 21.3 360.3
沖縄 15.5 323.7

(学校教員統計調査 令和元年度 第1部 高等学校以下の学校及び専修学校、各種学校の部 教員個人調査 小学校 都道府県別 本務教員の平均勤務年数 平均週教科等担任授業時数 平均給料月額|政府統計の総合窓口より筆者作成)

5. 教師に支給される手当一覧

小・中学校(幼稚園)教育職には、給与以外にも支給される手当がいくつかあります。例えば、扶養手当や地域手当などです。

  • 扶養手当
  • 地域手当
  • 住居手当
  • 通勤手当
  • 特殊勤務手当
  • 管理職手当
  • へき地手当
  • 義務教育等教員特別手当
  • 寒冷地手当
  • 期末手当
  • 勤勉手当

参考

教師の待遇:福利厚生、休暇制度

1. 福利厚生

教師は、公務員であるため、充実した福利厚生が受けられます。

  • 健康保険:国家公務員共済組合
  • 厚生年金:厚生年金保険
  • 雇用保険:雇用保険
  • 労災保険:労災保険
  • 育児休業:取得可能
  • 介護休業:取得可能

2. 休暇制度

教師は、年間休日が120日以上と、他の職業に比べて多いのが特徴です。

  • 年次休暇:年間20日
  • 夏季休暇:約1か月
  • 冬期休暇:約2週間
  • 病休:必要に応じて取得可能
  • 特別休暇:慶弔など、必要に応じて取得可能

教師のボーナス:支給時期、金額

1. 支給時期

教師のボーナスは、一般的に年2回、7月と12月に支給されます。

2. 支給金額

ボーナスの金額は、勤務地や経験年数、業績によって異なりますが、平均で1か月分の給与程度と言われています。

教師の退職金:制度、金額

1. 制度

教師は、公務員であるため、退職金制度があります。退職金の金額は、勤務年数や最終給与額によって異なります。

2. 金額

退職金の金額は、勤務年数や最終給与額によって異なりますが、平均で1,000万円程度と言われています。

教員採用試験:試験内容、難易度、合格率

1. 試験内容

教員採用試験は、一般的に一次試験と二次試験に分かれており、筆記試験、論文試験、面接試験、実技試験、適性検査などがあります。試験内容は、自治体によって異なります。

2. 難易度

教員採用試験は、難易度が高い試験と言われています。特に、筆記試験では、教職に関する専門知識や論理的思考能力が求められます。面接試験では、教育に対する情熱やコミュニケーション能力が評価されます。

3. 合格率

教員採用試験の合格率は、自治体によって異なりますが、一般的に10%前後です。

まとめ:教師の給与、待遇、ボーナス、退職金、教員採用試験

この記事では、教師の給与、待遇、ボーナス、退職金、教員採用試験について解説しました。

教師は、やりがいのある仕事ですが、給与や待遇面も考慮する必要があります。この記事が、教師を目指している方の参考になれば幸いです。

参考

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